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今回は小説の中からまるで音楽が流れてくるような小説をご紹介したいと思います。↓↓↓

『ラブカは静かに弓を持つ』 著者:安壇美緒 出版社:集英社文庫
こちらの小説一言で言い表すと、『潜入スパイ音楽ミステリー』です。
潜入捜査やスパイなどちょっと小難しい用語が並びましたが、小説の内容は全然小難しくありません。
それでは、あらすじの方をご紹介させていただきたいと思います。
<あらすじ>
ある日、橘樹は勤務先の全日本音楽著作連盟の上司・塩坪から呼び出される。
呼び出された要件とは、ある音楽教室へ潜入し調査報告をすることだった。
その目的は、著作権法の演奏権を侵害しているという証拠を掴むこと。
橘は身分を偽って、チェロ講師・浅葉桜太郎のもとに通い始める。
<こんな方にオススメ>
・音楽ミステリーが好きな方
・大人の青春小説が好きな方
・心に響く小説を求めている方
奏でる喜び、裏切る悲しみ、出会いと友情、潜入スパイという決して身元がばれてはならないハラハラドキドキ感と音楽を奏でるときの繊細な描写が見事にセッションして、読み応えのある1冊となっております。
是非、お手に取ってご一読くださいませ。🌳🌳