プレスリリース情報
【CHIENOWABASEで毎月行われている「ワンブックシェアリング」のプレスリリース情報をお伝えします♪】
町の本屋が始めた四方よしサービス「ワンブックシェアリング」
100人の体験者から判明した読書の新しい形
町の本屋さんがどんどん消える時代に逆行し、半年前に新しい店をオープンさせた「CHIENOWA BASE(埼玉県朝霞市本町2-7-27)」。ただ単に「本を売る店」ではなく、「新しい読書体験」を提供するお店となっています。ではその「新しい体験」とは何か?
書店を取り巻く状況は厳しさを増しています。電子書籍やオンライン書店の普及、デジタルコンテンツの普及、出版業界の構造変化、地域経済の変化など様々な要因により2000年代後半から書店数は減少を続けています。
元々書店は、民間事業ではありますが、地域の文化・学びの拠点として「三方よし」の事業と言われていました。しかし、今書店を取り巻くその「三方よし」のバランスが崩れ、崩壊しようとしています。
しかし、CHIENOWA BASEでは「三方よし」を超え「四方よし」の体験として皆様の課題解決の手助け、ひいては書店文化を守る一助になると確信しています。
我々が実施している読書会型ワークショップ「ワンブックシェアリング」(https://booktoaction.biz/service)の参加者アンケートにはこんな声がありました。「この場には、素晴らしい三つの価値がある。それは、本から得られる価値、参加者との対話から得られる価値、仕事とは関係なく地域で働く人同士が交流できる価値である」
また、本の著者からは「数ある本の中から選んで頂けて大変嬉しい」「書店が行うことに大きな意義がある、応援します」などの言葉を頂いています。
【CHIENOWAの四方よし】
本の売り手である書店:本の新しい売り方
買い手:新しい本との出会い、読書の機会に加え、学びや交流の場が得られる
地域:地域で働く人同士を繋ぐことで地域活性化に繋がる
書き手(著者):書いて出版するだけで本が売れる時代ではない中、読書会参加者は必ず本を購入し読む
その四者四様の悩みを解決する糸口となっているのが、地域の企業で働く方々と一緒に行っている「ワンブックシェアリング」です。オープン以来、CHIENOWA BASEで毎月定期的に開催しています。
読書会型ワークショップ「ワンブックシェアリング」とは1冊の本を参加者で
読む→要約→共有→対話→ワーク
を行う事で本を体感し新しい学び、気づきを見つけて頂く一進堂独自のワークショッププログラムです。私たちは、この試みを通して、参加者や著者の皆様から「四方よし」という評価を頂いております。
「本」という「知恵の種」を通じたネットワークを構築する、その拠点となる場所が「町の書店」であるべきだと思っています。私たちは前述の「ワンブックシェアリング」を含め、弊社で提供するサービスに「BOOK to ACTION」という名称を付け、本の価値をもう一度広めていく活動を行っています。
その「BOOK to ACTION」とはどのようなものなのか?本質としては、「本の力で企業の幸せ、企業で働く人の幸せを支援できる試み」のことです。
その中の3つの柱は
One Book Sharing(読書会型ワークショップ)
本を参加者で読む→共有→対話→ワークを行う、ワークショッププログラム。講師は本そのもの。
Open Meeting(著者を招いた研修)
著者や編集者を招き、読書と講演、研修を組み合わせたプログラム。
Office Library(企業内図書館)
企業内に図書館を創ることを通じて、日常的な学び、交流を生み出します。
朝霞から始まった「町の本屋の新しい取り組み」は、すでに一部の大手企業へと広がりを見せ始めています。
りそなホールディングス様:400名規模の新入社員読書会
三井住友海上火災保険様:女性活躍を推進する読書会
日本出版販売様:インターン生との読書会 等実績多数
(詳しくはhttps://booktoaction.biz/works)
【CHIENOWA BASE内での開催実績】
2023年11月29日 計2回35名参加
使用書籍「こうして社員は、やる気を失っていく」松岡保昌
・やりたいと思えるような環境をつくることで当事者意識が生まれる
・なんで自分がこの仕事をやるの?といった場面は多くあるが、上司とのコミュニケーションがうまくとれ、相手を知り、信頼関係ができていると、信頼している上司に任せてもらえたという自分の存在意義が生まれる
・1on1で相手を知ることが大切。また、個々にあったキャリアプランを伝えてあげることが大切
2024年1月24日 17名 【満足度5点満点中4.5点】
使用書籍「任せるコツ」山本渉
・任せる事が出来ずに自分が大変になってしまうのは企業の他の皆様も同じ悩みを持っていて安心した。会社の大小は関係ないとの事なので本の内容を参考にしていきたい
・別会社の方々と同じテーマについて討議させていただき、考え方や同じような悩みを抱えていることがわかった。本日学んだことを活かし、任せることを実行していきたい
・ジブン的任せるコツのワークはとても参考になる意見が多かったです。対話の時間を多く取っていただけて良かったです
2024年2月21日・29日 計20名 【満足度5点中4.5点】
使用書籍「あなたが上司から求められているシンプルな50のこと」濱田秀彦
・本を活用した研修は初めてでした。グループでも様々な意見があり、今後の仕事で良い点は引き続き継続し、悪い点は意識を持ち改善しようと思った
・2時間は結構かかると思いましたが、受けてみるとあっという間に終わっていたので集中して受けることが出来ました
・他企業の方とグループディスカッションすることは大人になってから少ないので様々な意見を聞けた機会になりました
2024年3月27日 17名【満足度5点中4.7点】
使用書籍「グッドライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない」ロバート・ウォールディンガー
・本から得られる価値(1つ目の価値)、同じグループの人との話し合い、他のグループの人のまとめを聞く・見ることで感想が広がる価値(2つ目の価値)、同じ空間で地元の人達と同席して繋がりを広めたり作れたりする付加価値が素晴らしい(3つめの価値)と感じました
・本を集中して読むことを久しく行っていなかったので、楽しめました。又、読みながら書くことで整理が出来て、今後もそうしてみようと思った
・あらためて本を読んで、アウトプットすることの難しさを感じました。また、良好な人間関係は自分だけが築こうとしても難しいのでみんなで学ぶことも大切だと思いました
2024年4月19日 19名【満足度5点中4.5点】
使用書籍「シン報連相」曽和利光
・いろんな方と会え、話し合い、発表。大人になってから出来ません。だからこそ貴重な時間、ありがとうございました
・ディスカッションをすることで、いろんな意見を学べました。コミュニケーションが大切ということ、そもそも報連相とは、深く考えられました
・みなさんの要約を見て、本の言いたい事を簡易的に知る事ができてとても為になりました。自分で読み返すときスッと頭に入ってくると思います
本の価値を新しい形で届ける事で、朝霞に限らず埼玉、日本中を盛り上げていきたいと思っております。次回開催5月21日(火)14時にCHIENOWA BASE(朝霞市本町2-7-27)にお越し頂くと、実際の「ワンブックシェアリング」の様子をご覧になることが出来ます(ご来社の際は事前にご連絡いただければ幸いです)。
今回のテーマは「時間について考え、時間の価値を高めよう」
対象・忙しくて時間が足りない方・満足いく時間が送れない方
・幸せな人生を送りたい方・後悔したくない方
1人で読むのではなく、みんなで読む。気づきをシェアすることで、アクションにつながる。オンラインではなく、リアルな場だからこその価値。
町の本屋には非常に厳しい時代となっていますが、その時代に「本屋の枠を飛び越えた」新しいコンセプトの施設で行われる「新たな本屋の生き残りの形」を皆様にご覧頂けましたら幸いです。