読んで、売って、また読みたくなる。そんな循環のはなし。 書店の本買取を体験してみました
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こんにちは。CHIENOWA BASEの塩澤です。
先月から、店頭での本の買取をスタートしました。
思った以上にたくさんの方にご利用いただき、ありがとうございます。
先日、実は自分でもこの買取を試してみました。
売ったのは、「チ。-地球の運動について-」1巻〜8巻と、
「二人の窓の外」、「教養としての決済」のあわせて10冊。

読み終えて本棚に並んでいた本たち。
どれも面白かったので正直、手元に残しておきたい気持ちもありましたが、
本棚にも収まりきらなくなってきたので、思い切って持ち込んでみました。
気になる買取金額は…なんと、3,210円!
もっと少ないと思っていたので、
「えっ、こんなになるの?」とちょっとびっくり&うれしい気持ちに。
「このお金でまた次の本が買えるな」と思ったら、なんだか気持ちも軽やかになりました。
本を読んで、売って、また次の本へ。
そんな“読書の循環”を、自分でも実感できた出来事でした。
そして、この買取で得られた金額の一部は、
お店の運営や活動の支えにもなっています。
つまり──
「本を売ること」が、次の読者へ、そしてこの本屋の未来へとつながっていく。
そんな仕組みが、少しずつですが動き始めています。
もし、読み終えたばかりの本が本棚にあるなら、
ぜひ気軽にお持ちください。1冊からでも大歓迎です。
読み終えた本を、書店で買い取ってもらい、
その収益の一部がまた書店にも循環していく。
そんな流れが、これからの読書と本屋との関係として、
とても自然で、やさしい形なんじゃないかと感じています。
今後は、朝霞のまちでの本の買取をきっかけに、地域とつながる新しい企画も少しずつ進めていく予定です。
“本を読む・売る”体験が、地域の活性化にもつながるように──
そんな取り組みも、ぜひ楽しみにしていてください。
あなたの一冊が、また誰かの心に届きますように📖