書籍のご案内🌳🌳
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いよいよ10月に入りましたね。
天候も9月の上旬に比べれば、暑さも収まってきているのかなと思って毎日を過ごしています。
今回スタッフ🌳🌳がご紹介する小説は↓↓↓

『誘拐劇場』 著者:潮谷験 出版社:講談社 単行本
この作品を一言でいうと、『衝撃的な事件から始まる、新時代の誘拐ミステリ』です。
<あらすじ>
滋賀県の水倉地区で小学生が麻薬を摂取していた。それも1人だけじゃなく4人も……
そんなセンセーショナルな事件が世間を騒がせる中、麻薬撲滅キャンペーンを行なうことになる。
麻薬撲滅キャンペーンのイメージキャラクターに選ばれたのは、水倉地区にゆかりのある人気俳優の師道一正だった。
師道は県警の義永刑事に協力し、麻薬事件の真相を突き止める。
それから時は立ち、師道は俳優を辞め麻薬事件の解決の名声も手伝って国会議員にのし上がっていた。
だが、元子役の支倉と義永刑事の娘・真理子は、師道が解決した小学生麻薬摂取事件に疑念と違和感を持っていた。
師道を調査する為、支倉と真理子の二人は他にも仲間を集め真相を追求しようと始めた矢先、誘拐事件が発生する。
<こんな方にオススメ>
・キレのある頭脳戦と駆け引きを楽しみたい方
・二転三転四転五転とにかく飽きずに話の展開が転がる小説がお好きな方
・全く新しい誘拐ミステリを読んでみたい方
とにかく1ページ目の1行目が衝撃的な文章で驚きました。
これがプロローグとは思えないほどの衝撃度とこれから核となっていく誘拐事件にどう絡んでいくのかが予測不能でワクワクしながら読みました。
最後の最後まで気が抜けない怒涛の展開と衝撃的な結末に度肝を抜かれました。
是非、お手に取ってご一読くださいませ。🌳🌳