ミイラが探偵!? 制限時間は3日間! ミイラ消失事件の謎を解け! 『ファラオの密室』 白川尚史 宝島社文庫
最新号
今回スタッフY.Kがご紹介するのは、一風変わった密室ミステリーをご紹介したいと思います。

『ファラオの密室』 著者:白川尚史 出版社:宝島社文庫
<あらすじ>
紀元前14世紀、古代エジプト。
死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため、
冥界へ行く審判を受けることができなかった。
セティは欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻った。
しかし、いつまでも地上にいるわけにもなく期限付きで地上へ戻ることを許された。
タイムリミットは3日間。
なぜ心臓が欠けたのか?
セティは死の真相を探るうち、密室状態のピラミッド先王のミイラが消失するという大事件に直面する。
タイムリミットが迫る中、セティはミイラ消失事件の謎を解き明かすことができるのか!?
<こんな方にオススメ>
・密室ものがお好きな方。
・小難しくない歴史ミステリーを堪能したい方。
・特殊設定ミステリーにハマっている方。
前代未聞!
探偵役がミイラでタイムリミット付きの密室事件や不可能犯罪のほか、
様々な謎がちりばめられており、ミステリー好きにはたまらないポイントが
いたるところに用意されています。
舞台が現代の日本ではなく、古代エジプトと言う事もあって少し難しいのではないかなと
読む前まではそう思っていました。
が、しかし、登場人物たちの掛け合いが小気味よく描かれていてスラスラと読みやすい作品になっています。
そして、この時代ではないと絶対に成立しないミステリーになっているのも推しポイントです。
前代未聞の歴史ミステリー、気になった方は、是非お手に取ってご一読くださいませ。
スタッフY.K