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鴉は硝子のフリルで踊る(河出書房新社)

 

最新号

こんにちは🔅今回は、最近発売された短歌のアンソロジーをご紹介します。

梅崎実奈さんという書店員の方が編まれた『鴉は硝子のフリルで踊る』という本です。

手に取ってみるととても小さく、絵本のように横長でかわいらしい装丁となっています。

1ページ1首、147首の短歌が選ばれ、まとめられています。

その歌人の代表歌と呼ばれるような有名な歌だけでなく、個人的にとても好きな歌がたくさん載っていてうれしくなりました。

初めて出会う一首もあり、このアンソロジーの統一感のある雰囲気の中で出会えてよかったと感じます。

「あとがき」に、”わたしが魅了された短歌は、そもそもどんなものであったのか”とあるように、ひとりの方が振り返って本当に好きな作品を選んだものに触れると、こちらも最初に好きだと思った気持ちが思い出されるようです。

きっとタイトルや各章題に惹かれる方は好みの短歌作品にたくさん出会えると思います。是非ご覧ください。

(詩歌担当Y.A.)

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