書籍のご案内🌳🌳
最新号
12月ももうすぐ中旬、今年もあとわずかです。
1年が終わるのが早いですね。
今年の小説紹介も残りわずかになりました。
今回ご紹介する書籍は↓↓↓

『失われた貌』 著者:櫻田智也 出版社:新潮社 単行本
<あらすじ>
山奥で顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた身元不明の死体が発見された。
不審者の目撃情報があるにもかかわらず、警察の対策が不十分だという投書がなされた直後の出来事だった。
事件報道後、生活安全課に一人の小学生が訪ねて来て、死体は『自分のお父さんかもしれない』と言う。
彼の父親は十年前に行方不明になり、失踪宣告を受けていた。
彼は、身元不明の死体が発見されると、同じ確認をしに警察を訪れているという。
無関係に見えた出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んで、事件は思いがけない方向へ膨らみ始める。
(新潮社『失われた貌』のあらすじを引用)
<こんな方にオススメ>
・上質な警察小説がお好きな方。
・本格ミステリー小説をお探しの方。
・きれいな伏線回収のある小説がお好きな方。
始まりはスロースタートなんですが、読み進めていくうちにどんどんと複雑に色んな出来事が
重なり合ってくストーリーテリングは圧巻の一言でした。
是非、ご一読ください🌳🌳