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最新号

古代メソポタミアバビロニア王ハンムラビが制定したハンムラビ法典の一部。

『目には目を歯には歯を』という言葉があります。

この原則は加害者に被害者と同じ苦痛や損害を与えることを求めるものです。

この考え方は、正義の概念として広く知られています。

ということで、今回ご紹介する書籍は↓↓↓

『目には目を』  著:新川帆立  出版社:角川書店  単行本

こちらの作品を一言でいうと、『復讐は百害あって一利なしの贖罪ミステリー』です。

<あらすじ>

重大な罪を犯して少年院で出会った六人の少年たち。

彼らは更生して社会に戻り、普通の生活を送っていた。

そんな矢先、六人の少年たちの中の一人・゛少年A”が殺された――少年Bの告発によって……。

少年Bの告発によって娘を殺された被害者遺族が少年Aの居場所を見つけ出したとのこと。

告発者・少年Bの正体とは?

少年院を出て二度と出会わないはずだった彼らに一体何があったのか?

<こんな方にオススメ>

・少年犯罪をテーマにしたミステリー小説がお好みの方。

・読みやすくて、衝撃的な小説をお求めの方。

・リアリティーのある社会派ミステリーをお探しの方。

殺された少年Aは誰か? 告発者少年Bは誰か?

インタビュー形式で少年たちの人格形成が明らかになっていきます。

一人の少年は、「少年院暮らしが楽しかった」と語り、

ある少年はIQが高すぎるゆえに生きずらいと語り、

少年院で一言も話さない少年もいたりと、

様々な少年たちが色濃く描かれていて、すぐに物語のなかへ引き込まれました。

それと同時に、犯した罪の大きさと少年法で裁かれた判決内容が釣り合わないもどかしさ、

その判決によって被害者遺族が加害者になってしまうという悲劇の連鎖。

とても考えさせられる内容でした。

是非、お手に取ってご一読くださいませ。

スタッフ:Y.K

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